前回、「マウスガードで脳震盪は防げるか」について結論は出てないと紹介しました。
それでもなぜ、プレーヤーにハードマウスガードの着用をオススメするのか。
それは「ストレスホルモンの過度な分泌の放出を防ぐことができるから」です。
「マウスガードで脳震盪は防げるか」の回で、
「顎関節の安定」を達成することで全身(特に上半身)の筋肉バランスが整い、余計な力が入らずにプレーすることが可能になりますし、それによってリカバリーの早さも期待できるようになります。
と書きました。
顎関節の緊張がなくなると、首周りの筋肉群と腰につながる首の筋肉がが解放されます。
そして、歯を食いしばることによって引き起こされるコルチゾールなどのストレスホルモンの放出も抑制されます。
コルチゾールは人間にとって必須のホルモンではありますが、過度な分泌は避けることができればリカバリーの早さに繋がり、連戦でも走りきることを可能にします。
もちろん競技によって従来のマウスガードが指定されている場合がありますが、サッカーにおいては従来のマウスガードより適したマウスガードがあると考えています。
当院では様々な素材のマウスガードを取り扱っています。ぜひ試したいよという方はお声がけください。
