こすぎ小児歯科のスポーツ用マウスガードの紹介ページでは
着用効果として「脳震盪を防げる」ことに言及していないことはお気づきでしょうか。
なぜか。
結論から申しますと、これには未だに証明されていないからです。
脳震盪と言っても色々あって、
脳に直接ダメージがある場合と体にダメージがあって脳に間接的にダメージがある場合に分類することができます。
間接的にダメージがある場合は歯を噛み締めることで効果があるのではないか、と考えられていますが脳に直接ダメージがある場合は分かりません。
ですので、こすぎ小児歯科ではマウスガードの目的は主に2つあると考えています。
1つ目は「歯の破折リスクの軽減」で、2つ目は「顎関節の安定」です。
1つ目「歯の破折リスクの軽減」を達成することで大事な歯を守ることができますし、メンタル面の強化に繋がる可能性があります。
また、2つ目「顎関節の安定」を達成することで全身(特に上半身)の筋肉バランスが整い、余計な力が入らずにプレーすることが可能になりますし、それによってリカバリーの早さも期待できるようになります。
ここに「脳震盪を防げる」とつけ加えて、マウスガードの効果を声高らかに主張したい気持ちは山々ですが控えておくことにします。